1951-11-07 第12回国会 衆議院 決算委員会 第7号
ちようどその年の一月に、政府支拂い遅延防止法という、政府が金を拂うのが遅れて、三十日過ぎたら金利を拂うという法律が出ました。あれを適用すれば、非常に事務的にも機械的に行くというので、あの精神を少しさかのぼらそうではないか。たしか六月までさかのぼらせて、それによつて六月までに請求書を出して、五十四億七千万円の金が一般会計から入つたときに拂つた。
ちようどその年の一月に、政府支拂い遅延防止法という、政府が金を拂うのが遅れて、三十日過ぎたら金利を拂うという法律が出ました。あれを適用すれば、非常に事務的にも機械的に行くというので、あの精神を少しさかのぼらそうではないか。たしか六月までさかのぼらせて、それによつて六月までに請求書を出して、五十四億七千万円の金が一般会計から入つたときに拂つた。
これ以上は意見になりますので私は申し上げませんが、最後に、審議会は供出米価の支拂に関します政府支拂い遅延防止法の適用の問題について、建議をいたしておるのでありますが、この点につきまして、のような御研究をなさいましたか、これをお伺いいたしたいと思います。
○証人(上原進君) 私が昨年の十二月十五日に出しました政府支拂い補償の請願書は、内容を御覧になつてお分りになつたと思いますが、或いは足らなかつた点があるのではないかと思います。それは要するに、大連在住の者は、根こそぎ裸になつたのであります。これは大連労働組合のいわゆる搾取によつたことは、もう間違いない事実であります。従つて、私共の同胞二十二万は、現実に内地に帰つて来ております。
前国会において政府支拂い促進に関する特別委員会が設けられ、それによつて改府支拂い促進に関する法律ができたことは御承知の通りであります。
そういう意味を含めて——政府支拂い遅延に対しましては、その場合には政府資金の見返り融資というものを、相当多額にやつておるわけであります。またこれを各経営者は、実際に運用しておるわけであります。
折角大蔵省で政府支拂い促進調査室というような苦情処理の機関を設けておられても、單に設けておるだけであつて、その機能を発揮されていない、開店休業の状態にあると岡野委員長も言われましたが、それで政府が安閑としておるというようなことは、根本において支拂いを促進しようという気持がないんだと言われても弁解の余地がないと思います。だから須らくこれをもつと民間に宣伝されて一切の苦情を受付ける。
おそらく今度の特別会計の五十四億七千万円ということに触れられるそのことが、相当な政治問題であるところへもつて来て、まだ未解決の農協の債務は、今度の五十四億七千万円の政府支拂い債務の中に入つていないということであるならば、これはいつ解決するのであるか。それについては農林委員会その他でも相当もんだ問題であろうと思うのでありますが、その辺のところも政府は一体どう考えているのか。
なお、政府支拂い遅延の最もがんといたしますところの法律第一七一号は、委員会といたしましても何とかしなければならぬという結論に到達いたしまして、これを廃止もしくは適当に改正しようというので、手続をとつております。これとあわせて、この法律は両々相まつて政府支拂いの促進に資することと存じます。
がありましたように、毎年のことでありますが、政府としましても十月の三十日に、次官会議で第三・四半期の政府支拂いの調整という問題の決議をいたしまして、何とかして政府の支出が年末に片寄らないようにしよう、十一月おそくとも十二月上句までに、政府の支拂いをなるべく促進して、十二月になりましたら、むしろその政府の金が企業に入り、それが再び産業資金に使われるようにという配意で——これは毎年のことでありますが、政府支拂い
○田川参考人 ただいま委員長からお話のございました紡績の方の政府支拂いの遅延の問題でございますが、あらかじめ一つお断りしておいた方がいいかと思いますことは、紡績の政府支拂い遅延の問題は、要するに綿糸、綿布の加工賃の支拂いの遅延であります。紡績は綿糸と綿布と両方生産いたしておりますが、両方から問題が起つたのでございます。
このうち明らかに現品が未生産であるのに支抑い証票を発行したもの、あるいは指定業者云々といつたように、新制度が始つて二十三年になつてからの政府支拂い証票等を発行するようになりましたのは、二十三年度に入つてからのことでありますが、このように二十三年度になつてからの事由であるということがはつきりするものが一項目あるわけであります。
個々の会社の方の調査では二十社ほどのところへ問合せを出しまして、わずか七社から昨日までに得られました資料をやつと集計をしてみたわけでございますけれども、電氣関係の会社三社と、造船及び産業機械関係をやつております会社が一社と、それから一般産業機械の関係をやりております会社三社の政府支拂い、あるいは炭坑、電力関係といつたようなものの本年の三月末から七月末までの入金、あるいは未回収状況はどんなふうになつておるかというものはできたわけでございまして
この特別委員会があるいはこの方面に手がまわらないということかも存じませんが、でき得べくんばこの準政府支拂い的なものがその後ますます惡化の状態をたどつているということに御留意願いまして、ぜひ幅を拡げて、この方面にも何分の御高配をお願いしたいというふうに存じます。
○上林委員 政府支拂い促進に関する法的な適当な措置を講ずるということについては、委員会の理事会でも承認しておるのですが、ただいま法制局の方の説明でも相当理解も深まつたことと思うし、全員集つてというよりも、何か小委員会でも設けて、一應成案をつくつて委員会にかける、こういう形にしたらどうでしよう。
しかしながら支拂い遅延が具体的に取上ぐべきものがないと申しましても、政府支拂い一般を取上げてみますと、全般的にはやはり伸び悩みの状況にあるのでありまして、支拂い承認済額千九百五十六億円に対して現実にはその三分の二の千三百一億円程度しか支拂いが行われておりません。
○村上(勇)委員 私は委員長にお願いしたいのですが、政府支拂促進委員会が発足したことについてでありますが、その当時國民は、特に政府支拂い遅延のために泣いている中小企業はこの委員会に対して大きな期待を持つておつたのであります。ところが今日に至りましてもまだほとんど何ら促進委員会の任務が果されていないようにわれわれは考える。
それからついでに一緒に聞きたいと思うのですが、政府支拂い超過の問題を説明せらあれたんですが、支拂い超過の問題は、これはなるほど資金徹布の形にはなりますけれども、これだけで今日の金詰まりの状態ではなかなかできない。輸入物資の滞貨から未收入があるという状態、資金なんかは拂えない。輸出が滞貨になつて、遅れてしまうということになつて來る。それですから支拂い超過三百億くらいある。
第四の政府支拂い見返りの貸出しがあるかということでございますが、これにはこういうものがございます。政府の注文を受けまして工事にかかりまして、すつかり工事ができ上がつてしまいましてから政府の支拂いが、檢收が済んでできまするので、それらの政府の今後支拂うべきものを目当てにしまして融資を受けるということは相当たくさんございます。
建設業関係の政府支拂い遅延の問題につきましては、もう数年前から私どもしばしばいろいろな方法をもちまして政府筋に陳情、請願申し上げた次第でございます。終戦後建設工業でもつぱら工事の量が多かつたのは御承知の通り終戦処理費、進駐軍関係の工事でございます。その後進駐軍関係の工事は昭和三十三年度ごろを峠といたしましてだんだんに減つて参りました。
本委員会といたしましては、政府支拂い促進に関して中央政府のお方々からいろいろ御説明を伺つて一巡済んだのでございますが、今後支拂いの遅延のためにいろいろ苦労をなすつていらつしやる業者のお方の実状をよく伺つたら、なおこの審査として役立つことだろうと思いまして、五月三十一日の会議で業者の方々にお出ましを願つてお話を伺うことになりました。
それからこの表に政府拂い関係以外の重要産業、マル船、マル炭、マル電関係のことも載せておきましたが、それ一應二政府支拂い関係が終わりましたあとで御説明させていただきます。
まずお諮りいたしますが、先般二十三日政府支拂い促進に関する調査の小委員を選任しましたが、それについて小委員をもう一名追加選任したいと思いますが、これは投票手続を省略しまして、委員長で御指名申し上げてなつていただきたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この際お諮りいたしますが、本委員会としては、先に閉会中審査に関しまして協議決定し、議長にその旨申し出たのでありますが、それが議院において議決され、閉会中も継続して審査し得ることになりますれば、本委員会として委員を全国に派遣いたしまして、政府支拂い遅延の現状について実地に調査することに、今後の委員長の審査に適当と考えられますので、派遣の目的、派遣委員の氏名、派遣の時期、派遣地名及びその他の手続等につきましては
それから毎月各金融機関からは政府支拂い見返り融資という政府の支払いを担保にしました見返り融資の実情の報告を頂戴したりいたして、御協力を願つておるわけでありますが、なかなか実体がつかめないというふうなことで推移をいたして参つたわけでございます。
われわれ金融機関の目から見ました政府支拂い遅延の問題でございますが、これは金融機関はその性質上、あらゆる産業の集結した姿がここに如実に現われて來るのでありまして、俗に申します金にマークがないというたとえの通り、どの部分がどういうふうにこんぐらがつて來て、現在の金融梗塞の困をなしているのか、それはなかなか解明しがたいところであると思います。
○椎熊委員 きのう御賛成を願いました政府支拂い促進に関する委員会、これはわが党が提案して各党の御賛成を願つて感謝にたえないのですが、これを関係方面からオーケーをもらうときにいろいろ問題がありまして、われわれの方と関係方面との話合いでは、これは政府の怠慢であるかどうか明らかにした上、業者が困つている実情等も調査したいこともあるので、この特別委員会の委員長は野党側が持つた方がいいだろうということを関係方面
○倉石委員 椎熊君の御意見は一應ごもつともの点もありますが、実はわが党ではこの政府支拂いの遅延について大問題になりまして、党内に政府支拂い促進調査委員というものができまして今着々檢討しております。あなたのお話のこともごもつともではありますけれども、これはあなたが憂えられたようなおそれは毛頭ないのでありまして、特にこの問題だけ委員長を野党にということは意味をなさないと思うのであります。